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明日葉保育園、障がい者就労継続支援A型事業所「てしお夢ふぁーむ」とオンライン食育を実施

明日葉保育園 青葉台園では、同じソシオークグループ会社の一員で、障がい者の就労継続支援A型事業所桑名木曽岬農場を運営する株式会社てしお夢ふぁーむと共同で4月16日、オンライン食育プログラムを実施しました。

桑名木曽岬農場では、水耕栽培に適した葉物野菜やミニトマトを、愛情とまごころを込めて「てしお」にかけて生産しています。青葉台保育園の子どもたちは、桑名木曽岬農場から送られた水耕栽培キットで小松菜を育ててきました。

園ではコロナ禍での食育において、一人ひとりに分配でき手軽に室内で育てられる水耕栽培に着目し、今回のプログラムを実施しました。桑名木曽岬農場が水耕栽培の種やウレタンを園に届け、1月から小松菜の栽培を実施しました。

収穫日を迎えた4月16日、園では、三重県の農場とオンラインでつなぎ、農場ではたらく障がい者の方々へ、スクリーン越しに子ども達から収穫の報告を行いました。

収穫した小松菜は、子ども達自身で調味料とかつお節を加え、給食のメニュー「青菜納豆」を完成させました。

子ども達からは「苦い」というコメントもありましたが、自分達で育てた野菜だからか「でもおいしいよ」という声があがりました。野菜嫌いな園児も完食することができ、担任の先生も驚いていました。

子ども達自身が食物を育て・収穫し・調理する体験を通して、食べ物への愛着を持ち、自然の恵みや生産者への感謝の気持ちを育むことができました。

小松菜を今日食べようと伝えると、子どもたちはとても嬉しそうでした。

収穫した小松菜で調理した給食メニューの「青葉納豆」です。

子ども達は、栽培した小松菜をおいしそうに実食していました。

 

また、てしお夢ふぁーむではたらく障がい者の方から子ども達に向けて、農場で栽培している野菜の紹介や、水耕栽培についての説明を行いました。農場の広さや綺麗な野菜に、子ども達は目を丸くして驚いていました。

説明を担当した障がい者の方からは、「普段の農場作業ではできない経験だったので、とても緊張しました。」との声がありました。てしお夢ふぁーむの取締役執行役員で農場を管理する谷口丈仁さんからは、今回のプログラムについて「人に伝えるという経験を通して、障がい者の方々の自信につながれば。」と期待を寄せました。

農場では毎日1000袋の野菜を出荷しているため、さまざまな成長過程の野菜があります。

農場で働く障がい者の方と一緒に、小松菜の育て方を振り返りました。

 

あしたばマインドとてしお夢ふぁーむでは、今後も協力し、食育と障がい者就労支援のためのさまざまなプログラムを進めていきます。

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