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食育だより2021年2月号 鬼は外!福は内! 栄養満点の大豆を使った保育園の節分行事食をご紹介!

今年の節分は、2月2日。「節分」とは、各季節の始まりの前日を指し、2021年の「暦象年表」によると、今年の立春は2月3日。つまり、節分の日はその前日の2月2日となります。
保育園では、鬼の嫌いなヒイラギの枝にイワシの頭を刺した「柊鰯(ひいらぎいわし)」を用意し、子どもと一緒に節分行事を感じながら、新年も福を呼び込みます!
今回は、各園工夫を凝らした行事食をご紹介。ご家庭でも簡単にできるメニューもありますので、ぜひご参考にしてください。

節分と言えば、恵方巻。今年の恵方は南南東でしたね。
保育園児と職員食、給食スタッフは100本近くの恵方巻を作る園もあります!

節分には欠かせない豆まきの大豆。仕事帰りの夕食でも間に合う、かわいらしい鬼たちをご紹介します。保育園の子どもたちも、鬼の給食に大喜びでした。

節分に欠かせない大豆は、“完全栄養食”と言われるほど私たちにとって必要な栄養素を多く含んでいます。「大豆が給食でよく提供されるなぁ」と思う方もいらっしゃるかもしれません。大豆は、良質なたんぱく質が豊富で、脂質・ビタミン・ミネラルなどもバランス良く含んでいます。また、大豆に含まれるレシチンは、脳や神経組織などを作る働きがあり、体内に広く分布して作用します。

大豆は、お子様の成長に欠かせない食材の一つです。

給食では、蒸した大豆以外にも、豆腐・納豆・みそ・油揚げ・きなこ・豆乳など、さまざまな加工品を取り入れたバリエーション豊かな献立で、成長に欠かせない大豆製品を取り入れています。

最後に、大豆に含まれる鉄分についてもご紹介します。
給食の献立を作成するときに重要な栄養素の一つが鉄分です。鉄は、血液の流れによって全身に酸素を運ぶ働きがあります。不足すると全身に酸素が運ばれにくくなり、貧血や疲労感・頭痛や食欲不振など様々な症状を起こすことがあり、成長期に欠かせない栄養素なのです。鉄分は、おもにレバーや赤身の肉・魚介などの動物性食品・青菜や大豆製品などの植物性食品にも含まれています。ピーマンやブロッコリーなどのビタミンCと一緒にとることで鉄を吸収しやすくなるため、一緒に食べることをお勧めします。

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