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みつばコミュニティが目指す社会共存とは〜幼稚園バス添乗代行に込めた未来への想い

ソシオークホールディングス株式会社のグループ企業である私ども株式会社みつばコミュニティは、2020年12月1日より独自の幼稚園向けサービスの販売を開始しました。
幼稚園教諭の送迎バス添乗業務に着目することによって生まれたこの添乗員代行サービスは、送迎を主とする運行管理会社としてはみつばコミュニティが初めて提供する独自サービスで、幼稚園バスに同乗し、園児たちの乗降時のサポートや、車内での点呼や応対などを行います。
対象エリアは、東京都、千葉県、神奈川県の一部地域から始め、徐々に全国展開していく予定です。(※実際のサービス提供開始は2021年4月となります)

サービス詳細やサービスのお申込みについてご相談は、お問い合わせフォームまたはフリーダイヤルよりお問い合わせください。

【お問い合わせ先】
お問い合わせフォーム:https://www.mitsuba-c.jp/inquiry/
フリーダイヤル:0120-315-328

 

添乗員代行サービスが今必要な理由

 この幼稚園向け独自サービスについて、昨年12月に販売開始の告知をしてからまだ日が浅いですが、既に多くの幼稚園からのお問い合わせをいただいております。
対象エリアでない方からも、「早くこちらでもサービスを提供して欲しい」といったご要望をいただいております。
このようにお客様からの反響が大きい理由としては、昨今幼稚園教諭の業務量過多が深刻な問題となっていることが考えられます。
では、実際の現場では具体的にどのような問題が起こっているのでしょうか。

 
■過酷な幼稚園教諭業務

幼稚園教諭の仕事と言うと園児の相手や教育といった、比較的微笑ましい様子を思い浮かべる方が多と思います。
しかし実際は幼稚園教諭の業務は膨大で、多くの幼稚園が慢性的な教員不足に苦しんでいます。ひとくちに幼稚園教諭の仕事と言っても、多岐にわたります。例えば、教育計画の作成や、演芸会、運動会などのイベントの準備、保護者向けお便りの作成といった裏方の業務や事務作業も数多く存在するのです。
今回みつばコミュニティが代行サービスを開始した、送迎バスに運転士とともに同乗し園児たちの乗降サポートや点呼をとるといった添乗業務も、傍からは見えにくい業務のうちの一つです。

 

■さらに幼稚園が必要とされる情勢へ

以上のように、幼稚園は以前から業務量の多い大変な現場でしたが、近年幼稚園を取り巻く環境の変化により、現場の負担がより重くなってきています。
2019年10月1日よりスタートした幼稚園・保育所等の無償化によって入園希望の児童が増えたことも人手不足に拍車をかけた一因です。
また昨今の新型コロナウイルス感染拡大により、普段以上に小まめな消毒が必要になるなど業務負担が増えただけではなく、「自分の受け持っている園児たちをコロナウイルスに感染させてしまったらどうしよう」という精神的な重圧も幼稚園教諭の大きな負担となっています。
幼稚園教諭の仕事は子どもたちの命を預かる大変な仕事です。ちょっとした油断やミスが命に関わるというリスクが常に潜んでおり、メンタル面での負担が現場の人材不足によって倍増しているのです。

 

添乗員代行サービス開発に込められたみつばコミュニティの想い

ソシオークグループでは、「社会と共生する樹でありたい」という企業理念の下、社会課題を解決することで社会価値と経済的価値の両方を創造する「CSV経営」を経営の最重要課題に位置付け、多くの社会問題を解決すべく、SDGs達成に向けてグループ企業一丸となって様々な問題と取り組んでいます。その一員として私どもみつばコミュニティでは、「雇用」「地域・社会」「環境」をSDGsの重点課題とし、運行管理事業を通して運行の担い手である運転士・添乗員がストレスフリーに働けるよう接遇面の向上に努め、多くのお客様から高い評価を頂戴しております。

 
◼︎社会課題の解決に真剣に取り組むみつばコミュニティ

みつばコミュニティは、創業から25年以上幼稚園送迎バスの請負を行い、長年幼稚園現場の実情を見つめてきました。
その中で、幼稚園教諭の人材不足という課題に対し、何かお手伝いはできないかと考えて参りました。その結果としてこの度、幼稚園教諭の業務量過多問題の解消と定着率向上の一助となるべく、幼稚園送迎バスの添乗員代行サービスの販売を開始させて頂くこととなりました。

 

みつばコミュニティはこれからも地域でナンバーワンの信頼度の会社を目指し皆様に最高最善のサービスを提供させて頂くため努力を続けて参ります。
どうぞご期待下さい。

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