
TEAMWORK
コミュニケーションで築く、
支え合いと助け合いが根付く現場。
- 保育士
- 児童指導員
- 栄養士
- 調理師
コミュニケーションで築く、
支え合いと助け合いが根付く現場。
ソシオークグループは、行動指針の一つとして「チームワークを大切にし、当事者意識を持って仕事に取り組みます」と掲げています。各事業会社で働く社員は、普段どんな想いを抱えてチームワークの発揮に取り組んでいるのでしょうか。3名の社員による語り合いから見えてきたのは、全員でより良い職場にしたいという温かな想いでした。
2022年新卒入社。大学の授業で大量調理を経験。協力しながら一つの料理を作る楽しさを知ったことがきっかけとなり、学校給食事業を運営する葉隠勇進に入社。栄養士として小学校の給食業務全般を担う。
2020年新卒入社。就職活動時、複数の保育園見学をする中で、保育理念や社員の人柄、給食のおいしさに感動してあしたばマインドに入社。就職のタイミングで地方から上京。現在は0歳児の担任をしている。
2020年新卒入社。中学校の実習で、小学校時代の悩みが原因で学校生活になじめない生徒がいることを知る。児童指導員という仕事を知り、小学校に通う児童の成長を支えたいという想いを持ち、明日葉に入社。
保育士として保育園で働きながら、子どもたちの成長をいろんな遊びや経験を通して見守っています。チームワークに関しては、担任同士や園全体で「報・連・相」(報告・連絡・相談)を通じて、こどもたちの状況を共有する時間を必ず毎日設けています。例えば、ケガをしてしまったこどもがいたとします。自分の担任のこどもでなくても、ケガの状況や具合を全員が把握していれば、保護者の方にもお伝えできますし、安心してもらえますよね。担任の先生がそばにいないときに体調に変化が起こったとしてもすぐに対応できるため、保育の質向上という面においてもチームワークは欠かせないものとなっています。
私もこどもに関わる仕事をしていて、放課後や長期休みに児童を預かる学童で働いています。自由遊びの時間には、こどもたちが安全に過ごせるよう見守るのですが、トラブルが起きて誰かにつきっきりになると他の子の見守りができなくなってしまいます。そのためにもチームワークが欠かせません。誰かが手が離せない状況になったときにすぐ動けるように、普段から周囲の状況を把握しながら仕事をしています。
小学校で働いているのは藤井さんと同じですが、私は栄養士として給食を作っています。給食は命に直結します。異物混入や遅配などの事故を防止するために、私のいる現場では「声かけ」を活発に行っています。例えば、炊飯器のスイッチを入れるときは他の人にも聞こえるように「スイッチを入れます」と声をかけます。小さなことかもしれませんが、スイッチの入れ忘れを誰かが気づくことができるので、遅配の防止につながるんですね。以前、異物混入を事前に発見することができたのですが、これも、調理をする人とクラスごとに配缶する人を分けていたからこそ、未然に防ぐことができました。
1人では限界があるため、トラブル防止においてチームワークは欠かせないですね。
その通りだと思います。入社して以来、ずっと今の小学校で給食を作っていますが事故は1件もありません。とはいえ、先ほど挙げたようなヒヤリとすることはありました。それでも事故につながらなかったのは、働いている全員が安全安心な給食をこどもたちに提供したいという想いのもとに、日頃からコミュニケーションを重ねてきた結果だと思っています。
働いている保育園はイベントに力を入れていて、それぞれが得意なことを発揮できる場面があります。以前開催した運動会では、こどもの衣装や大道具など競技で使うものを作る必要がありました。そこで手先が器用な先生には衣装を作ってもらい、私はパネル作りを担当するなど、得意を生かして作業を分担をしました。クオリティの高いものができたこともあり、こどもたちには喜んでもらえて、保護者の方にも「かわいいですね!」と好評だったことを覚えています。
イベントでいえば、冬休みに入る前に年に一度のお楽しみ会を実施しています。ボール遊びや宝探し、ビンゴ大会を毎年実施していたのですが、もっと楽しんでもらえるように企画を一から作り直したんです。「縁日」をテーマにして、模擬店にあるような的当てや輪投げなどを開催しました。スタンプラリー制にして、全てのゲームを回ったら追加で景品がもらえるというイベントです。企画、ゲーム作りや装飾などの準備、当日の運営まで、社員全員で協力しながらアイデアを出し合い、作りあげていきました。当日は大きなトラブルもなく無事に終了しただけでなく、こどもたちには前年度以上に楽しんでもらえて、保護者の方からも感謝の言葉をいただくなど、チームワークを大いに活かせたベントになりました。
まずは挨拶です。出勤時や退勤時、休憩に入る時も必ずしています。一緒に働くメンバーは3名の常勤社員のほかに、4〜5名のパートナー社員がいます。パートナー社員とは歳が離れていますが、挨拶をきっかけに天気の話や今日あったことなど、何気ない世間話を通じて関係を深めています。もう一つ意識しているのが感謝です。どんな小さなことでも感謝を伝えるようにしています。
私も一緒に働く全員としっかりコミュニケーションすることを意識しています。入社1年目のとき、遠慮してパートナー社員に指示できなかったり、逆に仕事を頼まれて困ってしまったりすることが何度かありました。この状況は良くないなと思い、それからは仕事だけでなくプライベートのことでも積極的に話しかけるようにしています。一緒に働く人との関係が深まれば、仕事もお願いしやすくなりますし、今では気兼ねなく相談できるようになりました。
お互いを知ることは仕事をスムーズに進める上でも本当に大切だと思います。東京の保育園で働いているのですが、一緒に働く先生たちは私を含めて就職して上京してきた方が多いです。知人が少なく同世代だったこともあり、自然と仲良くなりました。そのため特別意識しているというわけではないのですが、休憩中にプライベートの話をすることで仕事をしやすい関係になっていると思います。
プライベートでいえば、年に数回ほど食事を一緒に楽しむ機会があります。あと、ジムに通っているんですが上司も別のジムに通っていたことを知って、仕事終わりに一緒にジムや買い物に行くようにもなりました。お互い韓国ドラマにハマっていることもあって、感想を言い合うこともあります。
私のところでも忘年会や新年会はありますが、どちらかというと仕事とプライベートを分けている方が多い印象ですね。伊関さんはいかがですか?
私の園ではでは休日に遊びに行ったり、旅行に出掛けたりと、一緒に過ごすことも度々あります。いい意味でラフな関係になっているので、仕事においても、自身のクラスだけでなく他のクラスのこどもや保護者の方ともみんなで積極的に関わることができていますね。
例えば、給食でハンバーグを作るとき、スムーズな作業を実現するにはどうすればいいか、材料の置き場所や手順、人の導線など、作業の効率化に向けてみんなで話し合います。より良い職場環境の実現と生産性向上に向けて、社員全員が気付いたことや意見を言い合えるところにチームワークの良さを感じています。
普段の保育では一人一人が率先して動くことで円滑な業務を進めていますが、自分の仕事だけではなく、他の先生の仕事が残っていたら「手伝うよ」とか「できることない?」などと声をかけることが当たり前になっているところに協調性の高さを感じています。
児童同士のトラブルやケガの対応に社員が入ったとき、他の児童の見守りや使用教室の事前準備などは、言葉にしなくても誰かが動いてサポートしてくれます。一見すると普通のことなんですが、特にベテランの方たちは阿吽の呼吸で察してくれるので、さすがだなぁと感じます。
チームワークって横のつながりのイメージが強いかもしれませんが、私は「大樹」のように思うんです。根っこ、幹、葉っぱはそれぞれ違う役割をもっていて、その役割を果たすには一つにつながっている必要があります。それぞれ別のことをやっているように見えても、向いている方向が同じというのがチームではないでしょうか。そのため、これから入社する方には、周りを見ながら、自分が今できることを考えて意欲的に取り組んでいく姿勢を大切にしてほしいです。あとは、元気でいることですね!
毎日、意識的に元気でいることって、想像以上に大切だと感じます。学校給食の現場では、毎日同じメンバーと顔を合わせて一緒に働きます。だからこそコミュニケーションが欠かせませんし、新人でまだできることが少ないのだとしても、元気でいるだけでその明るさが周囲に広がっていき、チームに良い影響を与えてくれますから。
新人の頃は特に分からないことがたくさんあります。私も実際そうでした。入社1年目のときに4歳児の一人担任となったのですが、何をすればいいか分からない中でもやってこられたのは、主任の先生が半年間そばでサポートしてくれたからです。指導もチームワークの一つです。丁寧に教えていただけるこの環境であれば、基礎を固めた上で、自分自身の保育に対する想いや知識を十分に養っていけると思います。
コミュニケーションで築く、
支え合いと助け合いが根付く現場。
ワークとライフ。
どちらも充実できる働き方へ。
「現場力」こそ、
やりがいと喜びを生みだす原動力
自身の行動が、
1人の人生を変える。
社会への影響力を感じた仕事。
進化の意識とグループの力で
社会課題の解決を応えていく
どれほど時代が進歩しても、
未来を創るのは技術より人の想い
社会に役立ち、必要とされる。
そんな働きがいあるビジネスを、次々と。